こんにちは!Googleスプレッドシート塾のじゅりんです。
今回は、セル内の数字を『%』で表示させたり、数字の前に『¥』を付けて表示したりする方法「表示形式」についてカンタンに解説していきます。
「5/5」や「5月5日」といった『日時』の表示変更もここで行うのでしっかりと覚えておきましょう!
「表示形式」とは
まず、大前提として「表示形式」とはセルに入力されている中身は変えずに、表示だけをわかりやすいように変えることです。
ですから、例えば「100」という数値は、表示形式によって「10000%」とも「¥100」とも表示することができますが、あくまでそれは「表示」が変わっただけで、「中身」である「100」は変わりません。
なので、「表示形式」で表示を変えても、その数値を使った計算そのものには影響を与えません。
「表示形式」の変え方
「ツールバー」から表示形式を変更
「表示形式」は「ツールバー」から変更するのがカンタンです。
このように「¥」「%」など、一般的によく使用されるものはツールバーに表示されているので、使いたいものをクリックするだけですぐに変更できます。
また、「ツールバー」の123▼
ボタン(表示形式の詳細設定)をクリックすると、さらに多くの表示形式から選ぶことができます。
セルに直接『%』や『日付』を入力
実は、セルに直接「10%」と入力しても、自動的に数値としての「10%」と認識されます(計算に使えます)。
他にも、「5/5」「5月5日」なども、計算できる数値としてそのまま直接入力することができます(数値なので右揃えになってますよね。ちゃんと計算に使えます)
慣れてくると、直接入力の方が素早く操作ができて便利になりますよ。
知っておきたい「表示形式のポイント」
「小数点以下の桁数」の増減も「表示形式」で行う
例えば「100」を「¥」の表示形式にすると、「¥100.00」と表示されます。ですが、日常ではお金に小数点を使うことはほとんどないので、小数点以下の桁を表示させたくないですよね。
その場合には、ツールバーから「小数点以下の桁数を減らす」「小数点以下の桁数を増やす」のボタンを使って調整します。
この操作は、同様に小数点を表示させたい場合にも使うので覚えておきましょう。
意外と使う「カスタム日時」
「日時」は、意外と表現方法がたくさんあるので、「カスタム日時」を覚えておくと便利です。
例えば、「5月5日」なら既に用意されている表示形式をクリックすればカンタンに表示できますが、「2021年5月5日」と表示したいときにはどうすればいいでしょうか?
そういったときに使うのが「カスタム日時」です。
123▼
ボタン(表示形式の詳細設定)」をクリック今回は「1930年8月5日」をクリックして選択
「カスタム日時」を使うと、このように自分の使いたい「日時」の表示形式を選ぶことができます。
いかがでしたでしょうか。
「表示形式」はあくまで見た目の話ですが、数字の「わかりやすさ」はもちろんのこと、表を作成した人の「表現力」がわかってしまう部分でもあります。
ちょっとしたことですが、「表示形式」でパッと見てわかる表現ができるようにしておきましょう!