
こんにちは。WordPress塾管理人のじゅりんです。
今日も朝から黙々とキーボードを叩いています。なんだか、毎日色んなことを文章にするのって、まるで心の筋トレみたいだな、なんて思ったりします。
みなさんは、どうですか?書くの、好きですか?それとも、ちょっと苦手だったりしますか?
ぼくは、書くこと自体は好きなんですが、時々、自分の文章がちゃんと相手に伝わってるのかな?って、不安になることもあります。
特に、ブログ記事なんかを書いていると、「あれもこれも伝えたい!」って気持ちが先走って、ついつい文章が長くなっちゃったり、情報がごちゃごちゃになっちゃったりすること、ありませんか?
ぼく自身も、恥ずかしながらしょっちゅうやらかしていたことがあります。
今日はそんな、ぼくのような「伝えたい気持ちが溢れすぎちゃう」人にこそ、知っておいて欲しい、文章の基本についてお話したいと思います。それは「読みやすい文章は一文一意」、つまり、一つの文には一つの意味を込める、という考え方です。
「読みやすい文章は一文一意」
「読みやすい文章は一文一意」
え?「そんなの当たり前じゃない?」って思いました? 実は、この当たり前が、意外と難しいんです。特に、ブログ記事を書いていると、色々な情報を詰め込みたくなっちゃうもの。
例えば、こんな飲食店のレビュー記事を書いてしまったとしましょう。
「この間、友人と行ったイタリアンレストランは、駅から近くてアクセスも良く、店内は落ち着いた雰囲気で、パスタもピザも美味しくて、特にデザートのティラミスは絶品だった。」
どうでしょう?この文章、情報がギュウギュウ詰め込まれていませんか?
「駅近」「落ち着いた雰囲気」「パスタもピザも美味しい」「ティラミスが絶品」って、一つの文の中に情報が多すぎて、なんだか読んでいる方が息苦しくなってきませんか? まるで、満員電車に押し込まれているみたいに、情報が渋滞している感じ。
ぼくは、こういう文章を読んだとき、どうしても「結局、このお店の何が一番良かったんだろう?」って、ちょっと迷子になっちゃうんです。
そこで、「一文一意」の考え方の出番です。この文章を、ちょっと分解してみましょう。
「この間、友人とイタリアンレストランに行ったんです。」
「お店は駅から近くて、アクセスがとても良かったんですよ。」
「店内は、落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと過ごせました。」
「パスタもピザも、どちらも美味しくて、大満足でした。」
「そして、特にデザートのティラミスは、もう絶品としか言いようがありませんでした。」
どうでしょう?
それぞれの文が短くなった分、一つ一つの情報がすっと頭に入ってきませんか? まるで、迷路から抜け出して、広い場所にたどり着いたみたいに、文章全体がとても見通しが良くなった感じがしません? 語尾も少しずつ変えることで、文章の流れも自然になったんじゃないかな、と思います。
読み手の立場に立ったとき、明らかに後の方の文章が読みやすく理解しやすいはずです。
そう、つまり大事なことは「読み手に伝わるかどうか」ということなんです。自分が書きたいことを、ただ書き並べました!では文章としてはちょっとレベルが落ちてしまうんです。
読み手が読みやすいかな?という想像力を働かせると、「一文一意」の書き方が自然にできるようになってきます。
ブログ記事に限らず「相手に伝える」が大事
この「一文一意」の考え方って、実は、文章を書くときだけじゃなくて、ぼくたちが日常生活で誰かに何かを伝えるときにも、すごく役に立ちます。
お店のレビュー記事も、友達との会話も、結局は「相手に伝える」っていう目的は同じ。だからこそ、丁寧に、ゆっくりと、それぞれの情報を、一つずつ分けて伝えていく方が、相手にも伝わりやすいし、自分も心地よくいられるのではないでしょうか。長すぎる文章は自分でも何言ってるかわからなくなって混乱しちゃいますもんね。
もちろん、毎回毎回、完璧に「一文一意」を守らなきゃ!ってわけじゃありません。たまには、ちょっと長めの文で、情景を詳しく描いたり、感情を強く表現するのも、それはそれで、文章の表現の一つとして、とても重要だと思います。
でも、基本は「一文一意」を意識することで、文章が格段に読みやすくなりますし、結果的に、自分の伝えたいことが、より正確に、読者に伝わるはず。
ぼくも、まだまだ文章の書き方を勉強中の身ですが、これからも、この「一文一意」を意識して、もっともっと、読みやすい、そして、読み手の心に響く文章が書けるように、がんばっていきたいと思っています。
今回は、ちょっと文章のテクニック的な話になりましたが、最後まで読んでくださって、ありがとうございました!