ツラい車酔い・乗り物酔いに…「五苓散」が予防や症状の軽減に役立ちます|漢方で快適な旅を

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こんにちは。「漢方で癒しの時間」管理人のNanakoです。

バスや電車などで移動している最中に気持ちが悪くなってしまう「乗り物酔い」…ツラいですよね。私自身も子どもの頃から車に弱く、家族での旅行もいつも後部座席で寝たきりでした。「車酔いなんてしたくないのに…」ずっとそんなふうに悲しく思っていました。

ですが、この「乗り物酔い」、漢方の力で気持ち悪さを軽減したり、そもそも酔いにくくしたり(予防)できるんです。それが「五苓散」!私も子どもの頃から知っておけばよかったと思うくらいに効果的です。

今回は、そんな乗り物酔いに効く漢方「五苓散」についてお伝えしていきます。

目次

車酔いとは何か?

まず、車酔いの原因を少し知っておくと、対策がしやすくなります。車酔いは、移動中の乗り物の揺れによって、内耳の平衡感覚が乱れ、それが脳に不快な信号として伝わることで起こります。これが吐き気や頭痛、めまいといった症状を引き起こします。

五苓散は車酔い解消にも予防にも役立ちます

ここでオススメしたいのが「五苓散」という漢方薬です。五苓散は、体内の水分バランスを整え、むくみや吐き気、下痢などを改善し、車酔いの症状も和らげる効果があると言われています。また、五苓散には優れた制吐効果(吐き気止め効果)があるため、車酔いで気持ち悪くなってからの服用でも効果が期待できます。

ただ、漢方薬は即効性よりも体質を改善することでより効果を発揮するため、事前に服用することが推奨されています。普段から車酔いなどの乗り物酔いしやすい方は、例えば修学旅行などであれば、その3日前くらいから五苓散を毎朝1回飲むようにしておくと、より酔い止めの効果が実感できるかもしれません。

五苓散はバスや電車などの乗り物酔いだけでなく、二日酔いや飛行機での酔い止めとしても有効であるとされているんですよ。

五苓散の使い方

五苓散は旅行前に服用するのが一般的ですが、車酔いで気持ち悪くなったときの頓服としても服用できます。

ただし、漢方薬はすべての人に適応するわけではなく、医師の治療を受けている人や、妊婦さん、授乳中の人、薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人は、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

まとめ

車酔いや乗り物酔いはとても不快なものです。だからこそ、五苓散を上手に取り入れることで、快適に旅行したり、出張したりできるようになります。乗り物に乗る際には、五苓散をバッグの中に入れておくと焦らずに済みますよ。

それでは、今日も素敵な1日になりますように。

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この記事を書いた人

「漢方で癒しの時間」管理人のNanakoです。日々の忙しさの中で、心と体の健康を大切にするライフスタイルを提唱しています。漢方薬を中心とした自然療法に深い関心を持ち、その知識をわかりやすく、カンタンに伝えることに情熱を注いでいます。

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