こんにちは!Googleスプレッドシート塾のじゅりんです。
今回は表計算ソフトにおける基本的な関数「SUM・AVERAGE・MAX・MIN・COUNT」について、使い方を解説していきます。
どれも使い方は同じなので、まとめて覚えてしまうと楽ですよ!
基本的な関数(SUM・AVERAGE・MAX・MIN・COUNT)
表計算ソフトでよく使われる基本的な関数「SUM・AVERAGE・MAX・MIN・COUNT」ですが、どれも使い方は同じです。
選択した範囲の
- SUM→合計
- AVERAGE→平均
- MAX→最大値
- MIN→最小値
- COUNT→数値の個数
を求める
そのため、求める結果は違っても、関数(引数)の書き方はほとんど同じです。
- 選択範囲の中に「空白セル」や「文字列」があっても問題ありません。無視して計算(処理)されます。
- 範囲指定の仕方は、範囲の最初のセルから最後のセルまでをドラッグするのがカンタンです。その際の表記は「=SUM(B3:B13)」となり、「B3からB13までのセルに含まれる数値の合計を求める」という意味になります。
- 関数の入力を始めると「オートコレクト」機能で、関数の候補が表示されます。
↑
・↓
キーで目的の関数を選んだらTab
キーを押すと、一気に引数部分の()
まで入力してくれるので便利です。
SUM関数【合計】
=SUM(合計したい範囲)
SUM関数は「選択範囲の数値の合計」を求める関数です。
おそらく日本一有名な関数ではないかというくらい、表計算ソフトでよく使われます。「足し算」でも同じことができますが、合計する項目が増えるととんでもなく長い式を書くことになって大変なので、短く範囲指定で合計できるSUM関数はとても重宝します。
AVERAGE関数【平均】
=AVERAGE(平均したい範囲)
AVERAGE関数は「選択範囲の数値の平均」を求める関数です。
ビジネスの場面では、そこまで平均値を求める場面が多いわけではないですが、「合計のSUM関数」とほぼ同じように使えるので一緒に覚えておきましょう。学校などではテストの平均点をカンタンに求めることができるので便利ですね。
MAX関数【最大値】・MIN関数【最小値】
=MAX(最大値を求めたい範囲)
=MIN(最小値を求めたい範囲)
MAX関数は「選択範囲内の数値の最大値」を求める関数。
MIN関数は「選択範囲内の数値の最小値」を求める関数です。
最大か最小かが違うだけで、どちらも基本は同じことができる関数なのでセットで覚えておきましょう。
この関数は「計算する」のではなく、「条件に合った数値をそのまま表示する」役割を持っています。このように関数は計算以外にも様々な役割を持つものがあります。
例えば1年間365日の気温のデータがあったとして、MAX関数、MIN関数を使えば、年間の最高気温、最低気温を一発で表示することができます(もし目視で探したら…大変ですよね)。
COUNT関数(数値の個数)
=COUNT(数値の個数を求めたい範囲)
COUNT関数は「選択範囲内の数値の個数」を求める関数です。
数値の個数を数えるCOUNT関数は、意外とよく使う関数です。計算するわけではなく、単純に個数を数えるだけなのですが、例えばセミナーの出欠表なんかで、支払いが完了した人の数をカウントするのに重宝します。
いかがでしたでしょうか。
関数というと、ちょっと難しそうなイメージがありますが、今回紹介したような基本の関数は実際に操作してみると意外とカンタンに使うことができます。
これだけでも、表計算ソフトをかなり便利に扱えるのでぜひ身につけておきましょう!!