こんにちは!心に寄り添う筆文字講師のじゅりんです。
今回は、筆文字を書くときの最大のポイントをお伝えしていきます。これができるだけで一気に文字が可愛く(かっこよく)なるので、ぜひやってみてくださいね!
そのポイントとは…「文字に極太線を入れる!」です!!
筆文字のポイント!「文字に極太線を入れる」!
筆文字を書くポイントの8割くらいはこれでいいんじゃないかという最重要ポイント。それが「文字に極太線を入れる」です。
筆ペンが他の筆記具と大きく違うのが、極細線から極太線まで、一本で自由に線の太さを変化させられるということ。しかし、一般的な筆ペンの使い方では、特に極太線が使われることは滅多にありません。
ですが、筆文字ではこの「極太線」こそが大きな肝になってきます。
普通では使わないような「極太線」が文字の中に入ってくるだけで、ものすごい安定感と、いわゆる「筆文字っぽさ(可愛さ・かっこよさ)」が表現できるのです。
極太線は1文字の中に1〜2本あれば十分!
よし!じゃあ、全部極太線で書けばめっちゃいい筆文字になる!
…いえいえ!極太線はそんなにたくさんなくても大丈夫です。むしろ全部極太線にしてしまうと、ちょっとくどい感じになってしまいます(あえて全て極太線にするという筆文字の表現もあるので間違いではありません)。
筆文字の基本としてポイントを押さえるのであれば、「1文字の中に1〜2本の極太線」くらいで十分可愛く、かっこよくなります。
この一本の極太線が、文字全体のバランスをとってくれるんですね。
極太線以外は「極細〜細線」でOK!
では、「1〜2本の極太線」以外は、どの太さで書けばいいのでしょうか?
筆文字では、「1〜2本の極太線」以外の線は、「極細〜細線」くらいで書くとメリハリがついて可愛く、かっこよく見えます。
「太い線」と「細い線」が1文字の中に同居するアンバランスさ、整っていないからこその面白さ、そこに筆文字の楽しみがあるのです。
思い込みを捨てて、思いっきり大胆に!
「線の太さを揃えなくちゃ…」
筆文字においては、その思い込みは捨ててしまいましょう。
「線の太さは変えちゃおう!しかも思いっきり大胆に!」
筆文字においては、こっちの考え方にシフトしてみてください。
もしかしたら真面目な人ほどそこに罪悪感を感じるかもしれません。ですが、いたずら書きをする子どもの気持ちになったつもりで、思いっきり極太に極細に線の太さを変えながら文字を書いてみてください。
この常識から解放される気持ちよさも筆文字の楽しみの一つなのだと思います^^